AI配車サービス「Hi-SIA」とは
配送業務では、毎日さまざまな配送先へ、限られた車両とドライバーで荷物を届けなければなりません。
- どの車両がどの配送先を担当するのか
- どの順番で配送するのか
- 時間指定に間に合うのか
- 積載量は収まるのか
配車担当者は、こうした条件を踏まえて、配車計画を考えています。
しかし、配送先や車両が増えるほど、すべての条件を考慮して最適な組み合わせを見つけることは難しくなります。
Hi-SIA(ハイシア)は、こうした配車業務をAIによって支援するAI配車サービスです。

配送先や車両などの情報をもとに、AIが配車計画と配送ルートを自動で作成します。さらに、車両の積載量や車格、配送先の時間指定、ドライバーの稼働時間や休憩時間など、実際の配送業務で必要となるさまざまな条件を設定できます。
作成した配車計画は、ドライバーアプリを通じてドライバーにも共有できます。
管理者が配車を組み、ドライバーがその計画に沿って配送する。そして、実際の配送状況を管理者が確認する。
Hi-SIAは、配車計画を作るところから、実際の配送までをつなぐサービスです。

Hi-SIAの思想
現場の「こうしたい」を反映させる
Hi-SIAが大切にしているのは、現場にとっての最適解です。
実際の配車には、単純な距離や時間だけでは表せない事情があります。
- 「このエリアは、このトラックにまとめたい」
- 「この配送先には大型車では入れない」
- 「この車両は午前中しか使えない」
- 「このドライバーには、このルートを担当してもらいたい」
こうした条件は、配送会社によっても異なります。
そのためHi-SIAでは、現場ごとに存在するさまざまな条件を設定し、それらを考慮したうえで配車計画を作れることを重視しています。
AIに現場を合わせるのではなく、現場のルールや事情を条件として反映できるようにする。
それがHi-SIAの基本的な考え方です。
「最短」が、いつも最適とは限らない
では、条件をすべて満たしたうえで、何をもって「良い配車」とするのでしょうか。
もちろん、走行距離や配送時間を短くすることは重要です。
しかし、配送現場では、それだけでは判断できないことがあります。
例えば、少し距離が長くなったとしても、同じエリアを同じトラックにまとめたほうが管理しやすいかもしれません。あるいは、距離は短くても、複雑なルートになればドライバーにとって負担が大きくなることもあります。
つまり、
「最短のルート」=「最も良い配車」
とは限りません。
Hi-SIAが目指しているのは、距離だけを機械的に最小化することではありません。
現場で守るべき条件を満たし、そのうえで、距離や時間など複数の要素を考慮しながら、その会社にとってより良い配車計画を探すことです。
AIにすべてを任せるのではなく、AIの計算力を使いながら、人が持っている現場の知識や判断も活かす。
それが、Hi-SIAの考える「最適化」です。
配車計画を、ドライバーまでつなげる

そして、配車は「計画を作ったら終わり」ではありません。
どれだけ良い配車計画を作っても、その内容がドライバーに正しく伝わり、実際の配送で使われなければ意味がありません。
Hi-SIAでは、作成した配車計画をドライバーアプリ「配送Now!」へ共有できます。
ドライバーは、自分が担当する配送先や配送順、ルートなどをスマートフォンから確認できます。さらに、実際の配送状況を記録することで、管理者側でも配送の進捗を把握できます。
これによって、

という一連の流れをつなげることができます。
Hi-SIAが考えているのは、AIが配車計画を出すことだけではありません。
AIによる計画を、実際の配送現場で使える形にすること。
そこまで含めて、配車の最適化だと考えています。
おわりに
配車の現場には、会社ごと、車両ごと、配送先ごとに、それぞれの事情があります。
だからこそ、私たちは「AIが出した答えが正解」だとは考えていません。
現場の条件を理解し、その条件の中でより良い答えを探すこと。
そして、その答えをドライバーと共有し、実際の配送につなげていくこと。
Hi-SIAは、AIの計算力と現場の経験を組み合わせることで、「現場で本当に使える配車」を目指しています。
これからも、現場で働く方々の声に耳を傾けながら、配車業務の負担を減らし、より良い配送を支えるサービスへと進化していきます。


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